食べられるのに捨てられる食品ロスを減らそう!

5月に掲載された「イベント業界は如何にサステナビリティの実現に貢献できるか」という内容は、イベント業界向けのものですが、今回は参加者(個人)の立場から、サステナビリティに関する一つの課題として、食品廃棄物に対して自ら何ができるのかをご紹介します。

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そのため、「食べ物の浪費をやめる(Stop Wasting Food)」というWebサイトの創設者Selina Juul氏がJonathan Bloom氏と共同で「食品廃棄物の削減方法(How to Control Portions and Reduce Food Waste)」という記事を作成しました。これから、この記事で紹介してもらったいくつかの実用的なヒントを読者に共有します。

  1. 料理する際に、適切な食べ物の量を考えましょう!
    ある調査により、一般大人の場合は、1食当たり約750グラムの食べ物(パン等を含め)を食べます。家で料理をする際に、家族やゲストに用意する料理が足りないという心配があって、実際に食べられる量より、多量の食料を準備する人も多いでしょう。過剰な料理を避けるため、通常よりボリュームを30%減らしましょう。
     

  2. 食事する際に、より小さな食器を使いましょう!
    デンマークの調査により、プレートサイズが9%小さくなると、食品ロスが25%以上を減らすことができます。アメリカの研究員Brian Wansink氏は、食べる際に普通よりボリュームを20%減らしてもあまり気がつかないという発見も発表されました。そのため、より小さな食器を使うことで、食べ過ぎるのを防ぐだけではなく、無駄の食べ物を削減するのにも役立ちます。
     

  3. 買い物する際に、より小さなショッピングカートやバスケットを使いましょう!
    スーパーでの買い過ぎを避けるため、小さなショッピングカートやバスケットを使いましょう。カートやバスケットが大きくなればなるほど、実際に必要のない食料をいっぱい買ってしまう可能性も高いです。冷蔵庫でも同じです。
     

  4. 「一括購入割引」や「メガパック」は本当に必要なのか、もう一度考え直しましょう!
    大きな家族を持つ人に対して「一括購入割引」を使い、「メガパック」を買うということを当たり前だと思われますが、家族数の少ない家庭が多い現在は、そういう必要がなくなるでしょう。安くて大量で買えても、結局少しだけ食べて、残りを捨てるのは、食品ロスになって、貯めたお金が無駄となります。
     

  5. 適切な食事量を選択しましょう!
    外食の時に、たまにどのぐらいボリュームがあるということが分からなくて、またはボリュームが予想外に多いということもあるでしょう。料理を注文する際に、まずは店員にボリュームを確認して、「食べきれないかも」と思ったら、「少なめにできますか」をお願いしましょう。また、食べ残しを防ぐため、店員に「ドギー・バッグ(Doggy Bag)」[1]を求めて、食べ残しをお持ち帰りましょう。

ドギー・バッグ(Doggy Bag)のイメージ

ドギー・バッグ(Doggy Bag)のイメージ

嬉しいことは、現在「より少ないことは、より豊かなことである(less is more)」ということが世界中で大流行しているので、もっと多くの人が賢く食べ始めました。また、近年「食品廃棄に向けた意識」、「世界人口の増加」と「世界資源の希少性」への関心が高まってきて、無駄の食品に莫大な金額と時間を費やしていることに気がつく人も多いです。そのため、これから人々の行動も変わるだろう。

世界中に食品ロスに向けた意識が徐々に広がるに伴い、我々がこの世界の一員として、食品廃棄物を削減するための責任もあるでしょう。これから自ら実現してみましょう。

注記
[1]「ドギー・バッグ(Doggy Bag)」とは:欧米の飲食店では「ドギー・バッグ(Doggy Bag)」と呼ばれる残した食べ物を持ち帰る箱や袋が用意されているのが一般的になっています。近年、日本でもそうした取組を実施している地域や飲食店が徐々に増えています。


【このブログについて】
・出典元:The Huffington Post(How to Control Portions and Reduce Food Waste)(英語)
・このテーマについてご興味がある方は、Selina Juul氏のTwitterアカウント(www.twitter.com/selinajuul)をチェックしてみませんか。